今年はハロプロものを中心にかなりたくさんのCDを買ったような気がする(去年もだけど)。その枚数と内訳、一枚一枚の満足度を確認してみようと思った。なお、便宜上「CD」と銘打ったが、CCCDも一部含む。順序は購入日順。末尾の星は満足度の三段階評価(「-」は評価不能)。
いきなりであれだが買っただけでまだ聴いてなかったり。発売当初、正統派アイドルポップスの宝庫と聞いて買いたかったのに、経済的に厳しくて買えなかったのだ。(-)
これも未聴。ほとんどコレクションだな。(-)
正直今ひとつ。新曲が弱すぎ。(★)
結構いい感じ。ただ、ほのぼの系とロック系の曲が並んでいると頭の切り替えが追いつかなくなって楽しめない。せめて曲順に一工夫欲しかった。(★★)
歌詞の方向性が「Do it! Now」あたりと近いジャンルなので思ったほど違和感なく楽しめた。(★★)
今年一番たくさん聴いたCDはこれだ。間違いない。シングルA面全曲と「Let's Do! 大発見」が入っているというだけでお得度満点だが、新曲も粒ぞろい。ハイテンポな曲からミディアム調まで、適性の範囲を満遍なく押さえたラインナップだ。隅から隅まで情熱的な歌声に満ちている。アイドルポップス史に残る名盤と言ってよい。ソロ活動がなくなってしまったのが大変惜しまれる。(★★★)
究極のお人形さんアイドルソング第2弾(第1弾は「♥桃色片想い♥」)。面白い曲ではあるが、映像無しで音だけ聴いてもそれほど面白くないのかも。いや、音だけでも映像を想像できちゃうからわからないけど。(★★★)
新曲3曲、シングルA面8曲ということで、実質ベスト盤。メロン記念日自体にはほとんど興味はないけど、楽曲では手を替え品を替え楽しませてくれるので、このCDはお買い得。「MIKI(1)」と「BEAT GOES ON」に挟まれてなければもっと聴き込んだと思う。(★★★)
なんかよくわかんないけど爽快な曲。狙いほどSEXYさが出せてないような気もする。(★★)
うーん、どうも最近のモのアルバムとは相性が悪いのかな。多くの新曲で、メロディの進行がぎこちない感じがしてだめだった。ポッキーのCMソングやシングルV先行発売の曲くらいしか聴き所がなかったような。(★)
なかなかいいデビュー曲。なにせ作曲は巨匠筒美京平だ。それに対して326の詞はちょっと深刻すぎるきらいはあるな。まあそれも本格派アイドルの器の大きさを見込んでということか。このテンションが続けば良かったのにね。(★★)
これは良かった。シングルA面B面が多いようだが名曲揃い。アンナの歌声の良さも相俟って爽快。CDではアンナ以外のメンバーがどうしても表に出てこられないのは惜しい。(★★★)
高橋愛が入って初のシングル。カバーだし特に印象なし。方向性を模索する段階ということで。(★)
地味だけどいい曲。石川中心に、パート割りがいい。(★★)
「ボーイフレンド」以来の明るい曲。Bメロの高まっていく感じとサビでの声の伸びがとても心地よい。カップリングの2曲も良くて満足度の高い一枚。(★★★)
なっちのプレソロデビュー曲ということで記念に購入。企画モノにしては爽やかでいい曲なんじゃないかと。(★★)
「お風呂ば〜じょん」と「デートば〜じょん」が入っていてそれぞれ歌詞が4番まである。が、他に見るべきところなし。駄曲。しかしたまに無意識に口ずさんでしまうことがあるのが謎。(★)
手堅い一曲。割と好きなんだが上手く形容できない。(★★)
今年前半のベストソング。ほとんど意味のない詞なんだけど、目の前に広大な世界が拓けてるような気分の良さを味わえる曲。フェイクも心地よい。(★★★)
全然だめ。特にファルセットが気持ち悪すぎ。もうちょっと歌唱力相応の歌を歌うべし。(★)
低調。聴けるのはBE ALL RIGHT!だけ。辻、藤本が頑張ってる。このラインがおとめ組に繋がってるのかな。(★)
第一印象は悪かったけど繰り返し聴くうちに面白さがわかってくる。テケテケした電子音もまた乙。(★★)
いきなりメインの田中れいなの頑張りが目立つ。でも歌詞の世界があんまり好きじゃない。(★★)
コレクション用。(-)
すごくいい曲なんだけど、「〜みたいに」が「〜みつぁいに」に聞こえて耳障り。再生機材がショボイせいかもしれんけど。それ以外は最高。かなり繰り返し聴いたが全然飽きない。矢口のフェイクが良し。(★★★)
いつものaiko節。悪くはないんだけど、マンネリだな。(★★)
なっち自身を表したような詞。ソロでやっていく決意みたいなのが感じ取れる。いや、レコーディングとモ卒業決定どっちが先だったのか知らんけど。メロディもなっちの声の良さを引き出せてる。(★★★)
今年のハロプロはこんな感じの曲がやたら多かったのでどうも。(★)
なっちソロの「トウモロコシと空と風」が欲しくて購入。コレクション感覚。(-)
後藤真希の曲には本当に外れがない。テケテケした軽快なバックトラックにメリハリの利いた歌声が乗って非常に心地良い。(★★★)
前作に比べるとオリジナルとあまり変わらないアレンジの曲が多いような。その分安心して聴けるけど、面白みには欠ける。(★)
なんかたらたらして盛り上がりどころもなくて印象薄い。(★)
文句なく今年一番の名作。人気メンバーをさくら組に根こそぎ持って行かれた出涸らしかと思いきや、魅力的で個性的な歌声の持ち主が集まったおとめ組。正統派の藤本、かわいらしい石川、荒削りな魅力満載の田中と辻、安定感のある飯田。これらの声をまとめ上げて熱くてスケールの大きい言葉を乗せた珠玉のポップチューン。最高。強いて難を挙げれば小川と道重の声量不足か。(★★★)
カップリング曲のために購入。ほぼコレクション感覚。(-)
うーん。バラードに挑戦してみたい気持ちもわかるし、歌唱力が足りないというわけではないんだろうけど…。ちょっとつまらない曲だ。歌詞を見ても情景が浮かばないし。(★)
今年のハロプロはこんな感じの曲がやたら多かったのでどうも。ミニモニ。までこんな路線に行ってどうするんだ。サビの終わりの伸ばすところで辻や高橋の声の良さが楽しめるのが救い。(★★)
326の詞の深刻さに押しつぶされている感じ。もうちょっと明るい曲を歌ってみたら、と提案したいところだけど、もう安倍麻美への関心が薄れちゃったかも。(★)
今年のハロプロは以下同文。鈴木愛理と田中れいなの歌声やテクニックは結構楽しめるんだけど、まず愛理のキャラクターにこの歌詞が合わない。歌詞の意味がわからなくてお母さんに教えてもらったなんてエピソードを聴くともうなおさらだめですわ。でも「好きすぎる」っていう歌詞は好き。言葉の選び方はいいのかも。(★★)
15人もいたらこうやってユニゾンでみんなで盛り上がるぞーみたいな曲が一番無難だよね。そういう意味で好きな曲ではある。もう少しメリハリがあってもいいかな。(★★)
aikoまでCCCDかよ! ショックで寝込みました(嘘)。いつものaiko節だけど曲の展開に無理がなくて聴きやすい方かな。(★★)
今年のハ(以下略)。どこがいいってわけじゃないけど、完成度は高いと思う。台詞の言葉がちょっと不自然なのが気になる。(★★)
Tommy February6とその仲間達による作。Tommyっぽい曲をTommyと全然違う声の持ち主が歌うとこんな感じになるんだなあという曲。なかなかいい。カップリング曲も結構良かった。せっかくタイアップもあったんだからもっと大々的に売り出せば良かったのに。(★★)
隠れた名曲を産んできたとっとこハム太郎とのコラボ。今回は「名曲」という形容はどうかと思うが、面白い。こと歌になると妙に器用な辻がここでも楽しませてくれる。プリンちゃんことなっちは優しい歌声が印象的。(★★)
最初はなんじゃこりゃと思ったけど、結構楽しい曲。激しい歌を歌うとなかなか右に出る者はいないんじゃないかと思ったり。(★★)
CCCDでPC上でリッピングできず、それ故MDに転送することもできないのであまり聴けてない。なんとも言えず。(-)
クリスマスソングっぽい音作り。純情少女のウキウキドキドキ感。1stからはだいぶ方向性が変わったが、これはこれでいい。ハロプロのウィンターソングの定番になりそう。重要なパートを矢口に任せてるのにまだ小学生メンバーの声量不足が気になるのが弱点か。(★★★)
恥ずかしいよー。歌1曲とコメントが入っているのだが、その歌の詞が熱くて熱くて。しかも曲中にさらに熱い台詞が…。恥ずかしすぎ。でもこのひたむきさ、真剣さは仮面ライダー555の世界観なんだよな。(★★)
楽天使みたいなものか。8人dreamもSweetSも全然知らないから「ああ、こんなの歌ってるんだ」くらいにしか思えないのだけど。クリスマスがテーマの割にあんまりそれっぽくない曲だったりするし。フルポンの曲がちょっと面白いかな。歌い出しがセンチメンタル・バスの「Sunny Day Sunday」並に速い。でも悲しいかなdreamとSweetSに挟まれて歌唱力の弱さが浮き彫りになってる。(★★)
全48枚。★★★11枚、★★20枚、★11枚、-6枚。半分以上概ね満足しているということで、あながち無駄遣いはしていないということだろうか。今年のまとめとしては、シングルでは「スクランブル」と「愛の園 〜Touch My Heart〜」、アルバムでは「Miki(1)」と「BEAT GOES ON」がずば抜けて良く、後藤真希、安倍なつみ、ZYXが安定して聴かせてくれたという感じ。来年は惰性での購入を控え、逆にハロプロ以外でも良さそうなものは積極的に買っていき、より満足度を上げていきたいと思う。[2003.12.15初稿]
「プッチベスト4」は財政難のため購入を見送った。「×3」は予定通り購入。前作「T・W・O」よりも良いと思う。[2004.1.9追記]